町田市は現在、小田急多摩線の延伸構想に伴う新駅周辺のまちづくりアイデアを募集している。
町田市と相模原市は2014年5月、リニア中央新幹線が開業する2027年を目標に、小田急多摩線唐木田駅から相模原・上溝駅方面の延伸開業を目指すことで合意。町田市内の新駅の場所を「小山田バス停留所」付近に想定している。
同停留所の南側は住宅市街地、北側は鶴見川の源流地などを含み、市が「首都圏に残る貴重なみどり資源」と位置づける「北部の丘陵域」がそれぞれ広がる。アイデア募集資料では、交通利便性の高い住宅地のイメージを示す一方、「2020年ごろに減り始める人口減少・高齢化のなかでの新しいまちづくりに取り組むことになる」と課題を挙げる。
市では寄せられたアイデアを参考にしながら本年度、地域の将来像を示す「まちづくり構想」を策定、2018年度に具体的な整備内容を取りまとめる予定。
募集期間は10月30日まで。詳細は市のホームページに掲載している。