J3リーグ第31節が9月27日、相模原ギオンスタジアムで行われ、4位SC相模原は5位カターレ富山に5対1で勝利した。入場者数は2532人。
3連戦の最終戦、守備的な戦術の富山に対し、相模原の辛島啓珠監督は前線に縦パスを入れるように指示。これが的中する。
開始4分、中央でMF曽我部慶太の縦パスを受けたFWタレスがターンでDFをかわして先制のシュート。23分にはFW高原直泰がゴールライン際から折り返したボールに、MF井上平が詰めて追加点。さらに32分、タレスの壁パスでペナルティーエリアに飛び込んだ曽我部がゴール左隅に流しこむ。相模原が3点リードで試合を折り返す。
後半、攻勢に出た富山がFW村松知輝のシュートで得点するも、相模原はMF成田恭輔、DF安藝正俊がそれぞれゴール。大量得点で2試合ぶりの白星を挙げた。相模原の直近5試合の成績は3勝1敗1分でFC町田ゼルビアと並ぶ好成績。
試合後、辛島監督は「前節は逆転負けを喫したが、チーム状態は悪くない。早い時間帯に得点し、その後もチャンスは少なかったが決め切ることができた。次はアウェー山口戦。いいゲームをしたい」などと話す。
相模原の次のホームゲームは10月11日、福島ユナイテッドFCと対戦する。