SC相模原は2月27日、青山学院大学相模原キャンパス(相模原市中央区淵野辺5)でキックオフパーティーを開き、J3優勝を目指して戦うことをサポーターらに誓った。
パーティーには、沖縄でのキャンプを終えたトップチームの選手24人が顔を揃え、今年の抱負などを語った。薩川了平監督は「選手の半分が入れ替わったが、キャンプでの共同生活を通じて戦術への理解や人間関係を深めることができた」とJ3リーグ開幕へ向け、チームづくりが順調に進んでいると説明。「得点力はリーグ2位だが、失点を少なくすることが課題」と話す。
後半には、青山学院大学駅伝チームの原晋監督が登場し、SC相模原の望月重良代表、川口能活キャプテンらと「地域とスポーツ」をテーマにトーク。スポーツを通じた豊かなまちづくりについて意見を交換したほか、「両チームのカラーである緑について、青学フレッシュグリーンのようにSC相模原もネーミングしてはどうか」(原監督)などのアイデアを披露した。
パーティーは大学のカフェテリアを利用。広いスペースを生かして、子どもと選手のミニサッカーゲーム、オフィシャルグッズの展示販売なども展開した。
同企画は、相模原市、青山学院大学、SC相模原の初めての共同開催。青山学院大学の稲積宏誠・社会情報学部長は「社会と大学をつなげたい。SC相模原とのコラボがスポーツや健康をみんなで考えるきっかけになれば。今後も様々なスポーツの情報や企画を発信する」と話す。