町田商工会議所は2月末、町田市消費者需要動向調査の結果を公表。きわめて低い客単価やチェーン店志向などの特徴が明らかになった。
調査は1月中旬にウェブ上で実施。対象は30~60歳代の1272人(男性6割、女性4割)。居住地は町田市が7割、相模原市が3割。買物や外食、情報の集め方などについて回答を得た。
同会議所で2月29日に開かれた報告会では、調査分析に関わった桜美林大学の坂田淳一准教授が登壇。消費行動の特徴として「地元中心の買い物」「きわめて低い客単価(月2万円未満が5割)」「低価格志向」「チェーン店への傾倒」「外食の厳しさ」などを挙げ、「顧客のライフスタイルを踏まえたターゲット設定」「インターネットによる価格情報の発信」「価格と価値の明確化」などの取り組みが重要であると解説した。