
女子サッカー「プレナスなでしこリーグ2部」の第16節が10月1日、相模原ギオンスタジアムで行われ、ノジマステラ神奈川相模原はちふれASエルフェン埼玉と1対1で引き分けた。観客数は1812人。
今シーズン無敗の首位ノジマと1敗で追う2位ちふれとの一戦。この試合を含めて残り3試合。ノジマが勝てば、リーグ優勝と神奈川県初の「なでしこ1部昇格」が決まるとあって注目を集めた。
試合は前半17分、ノジマのDF高木ひかる選手がMF田中陽子選手のFKを競り合いながら頭でゴール左隅に流し込む。ちふれも28分、MF高野紗希選手のシュートで同点とする。
後半は互いにチャンスをつくるが、両ゴールキーパーのファインセーブなどで追加点ならず。ノジマは終盤、猛攻を加えるとアディショナルタイム、途中出場のFW工藤麻未選手がキーパーとの1対1の場面をつくるも、シュートはブロックされる。勝ち点1を分け合い、優勝の行方は次節以降に持ち越された。試合後、ノジマの尾山沙希キャプテンは「次節に勝って優勝を決めたい」と悔しそうに話した。
ノジマの次戦は10月8日。ホームの相模原ギオンスタジアムでセレッソ大阪堺レディースと対戦する。残り2試合で2位との勝ち点差は「5」。得失点差が「12」と大きく開いていることから、引き分け以上でノジマの優勝が「ほぼ確定」する。