町田市内の各地域で伝承されてきた獅子舞やお囃子などを披露する「町田市郷土芸能まつり」が2月11日、町田市民ホール(町田市森野2)で開かれる。
今年で37回目。出演は、三ツ目囃子振興会、鶴川民謡会、薬師太鼓あづま会、小野路囃子連、図師郷土芸能文化保存会など21団体。
当日は、市指定の無形民俗文化財を身近に感じてもらったり、旅行者の誘致を検討したりすることを目的に、「町田獅子舞お囃子ガイド」の配布、金井獅子舞保存会による演目の披露と解説、大戸囃子保存会の道具展示、英語ガイドといった体験プログラムを提供。同文化財に指定された演目や出演者をキャラクター化したグッズを配布して、販売に向けた検討を行うという。
同文化財には、本年度の文化庁地域文化功労者表彰を受けた「大戸囃子」、今年で400年を迎える「丸山獅子舞」など5件が指定されている。
「若い人やお子さんにもご覧いただきたい」と広報担当者。
開催時間は11時~16時。グッズのサンプル配布は13時~で、先着200人。入場無料。