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「未来への投資」に重点 町田市、実行計画を公表

市立陸上競技場の観客席

市立陸上競技場の観客席

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 町田市は2月8日、2021年度までの実行計画を公表。「人口が減少する時代の新たな価値の創出」を目的に、野津田公園と薬師池公園の整備で多額の事業費を見込んだ。

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 野津田公園は、総合スポーツパークを目指して、多目的グランドやテニスコートを新設。市立陸上競技場の観客席を1万5000人収容へ増設し、大型映像装置を整備することでFC町田ゼルビアのJ1加入を後押しする。事業費概算は75億3600万円。2020年度の整備完了が目標。

 薬師池公園は、観光拠点とするため、鎌倉街道沿いにレストランやバスベイなどを備えるゲートハウスを2019年度までに完成させるほか、リス園とダリア園を改修する。事業費概算は25億4300万円。

 芹ヶ谷公園は、「芸術の杜(もり)」としての空間演出や中心市街地の回遊性を高めるため、都営住宅跡地などを公園として2019年度を目標に整備する。事業費概算は6億3300万円。開館が延期された(仮称)国際工芸美術館は2020年度、工事着手を目標とする。

 そのほか、東京オリンピック・パラリンピック開催に向けた文化プログラムの推進(事業費概算4500万円)、多摩都市モノレールの延伸(同7200万円)、小田急多摩線の延伸(同5000万円)の事業化に向けた検討、送迎保育ステーションの整備(同4億7900万円)などを重点事業プランに位置づけた。

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