ほぼ満席のスタジアムに、J1昇格に向けて動き出す新シーズンの高揚感があふれた。J2リーグ開幕戦が2月26日に行われ、FC町田ゼルビアはジェフユナイテッド千葉に0対1で敗れた。入場者数は8124人。
試合は前半終了間際、千葉が町田也真人選手のゴールで先制。町田は終盤、猛攻を仕掛け、決定機をつくるもシュートが枠を捉えられず無得点。攻撃の軸となるFW鈴木孝司選手、MF中村祐也選手をケガで欠いた町田は、昨年に続き、ホーム開幕戦を白星で飾ることはできなかった。
試合後、相馬直樹監督は「新しくチームを作っている過程で、選手は今できる力以上のものを、最後の展開の中で発揮してくれた」と振り返るとともに、次戦に向けて「点を取りきる」ために必要な積み上げをしてきたいと話す。
次のホームゲームは3月12日、ファジアーノ岡山と対戦する。