石橋財団アートリサーチセンター(町田市小山ヶ丘2)は4月、子ども向けワークショップや美術講座などの「ラーニングプログラム」をスタートした。
同施設は2015年5月開設。現在、新美術館建設のため長期休館中のブリヂストン美術館の研究・作品保管施設として最新の設備をそろえ、美術品の調査研究、保存修復、資料保管などを行っている。
ラーニングプログラムは、同施設の目的の1つである「美術普及」の取り組み。周辺の教育機関と連携して学校団体を受け入れるほか、研究者を対象に所蔵図書を公開。2019年の秋に開館予定のブリヂストン美術館とともに、新たな美術館活動の一環として、今後、美術研究と普及に取り組むという。
初回のワークショップは4月22日、古代ギリシアの陶器を題材に親子向けに開く(受け付け終了)。5月13日には、ブリヂストン美術館の新畑泰秀学芸課長が、パリ・オランジェリー美術館で開催中の「ブリヂストン美術館展」について解説する。両プログラムともに同美術館への事前申込みが必要。