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町田の里山活用「アクションプラン」 交流施設の設置、山林バンク創設など

北部丘陵地域の風景

北部丘陵地域の風景

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 町田市は4月26日、既成市街地と多摩ニュータウンに囲まれた里山「北部丘陵」の課題を解決するためのアクションプランを公表した。

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 同プランは、町田市北部丘陵活性化計画(2011年策定)をさらに推進するため、市民や事業者と市が協働して実施するための行動計画。エリア内の市有山林の活用や道路整備などが課題で、15の推進事業を位置づける。計画期間は本年度~2020年度の4年間。

 重点事業は、小野路宿里山交流館のような「交流施設の設置」、収益活動を行う団体に土地をあっせんして里山環境の保全活動を充実させることなどを目的とした「山林バンクの創設」、活動団体をつなぎ、情報交換をするための「まちづくり推進ネットワークの構築」、多摩モノレールの導入空間など「幹線道路の整備手法の検討」、「北部丘陵の魅力や活動状況の発信」の5つ。

 今後、まちづくり推進ネットワークが進ちょくを管理しながら、小山田地域と小野路地域で先行的にまちづくりを進めるという。

 北部丘陵は、上小山田町から下小山田町、小野路町、図師町、野津田町にかけて広がる多摩丘陵の一角で、面積は約1000ヘクタール。鶴見川の源流域となっているほか、多摩丘陵の原風景を残す自然豊かな地域で、小野路宿・小山田の城址などの歴史資源が点在している。

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