コッペパン専門店「月刊アベチアキ」(相模原市中央区千代田2)が8月26日、相模原の千代田二丁目交差点角にオープンする。
町田と相模原に店舗を持つベーカリー「パン・パティ」元店長で、町田市出身の阿部千秋さんが独立開業した同店。月刊誌を楽しむように、訪れる度に新発見がある地域密着型の店舗を目指すという意味を店名に込めた。
相模原駅から自動車で約10分という立地。ピンクを基調とした外観はパン店には見えない。「外観はおしゃれで商品が高そうに見えるけれど、入ってみるとスタッフがフレンドリーで手頃な値段で買えるという、どこにもない店をつくりたいと思った」と阿部さん。個人店ながら店舗のプロデュースやPRを外注するなど、多店舗展開を視野に入れたブランディングを意識したという。
店舗面積は18坪。対面カウンターでオーダーを受けてから、具材をコッペパンでサンドする。パンは具材の味を生かすように独自配合したという、もっちりとした食感。近隣の見込み客のニーズに合わせて、リーズナブルでボリューム感のある商品づくりを心がけた。
メニューの初回ラインアップは、デザート系「スイーツコッペ19種」と総菜系「ディッシュコッペ8種」の全27種のサンド、シンプルな「あげぱん」2種。
手づくりジャムを挟む「サングリア」(290円)、自家製で焼き上げる「グラノーラ」(310円)などの定番メニューに加えて、ラーメンとピリ辛の自家製肉みそを合わせた「ピリ辛タンタンメン」(390円)といった変わりダネなど幅広く取り揃える。テークアウト専門だが、店外にベンチを備える。
「まずは地域の人に知ってもらい、遠方からも訪れてもらえるような店にしたい」と阿部さん。
営業時間は10時~16時。火曜定休。
※2022年11月頃に閉店