町田経済新聞の2017年PV（ページビュー）ランキング1位は、今年2月に閉館したグランベリーモールの記事が輝いた。

　17年間営業した施設の建て替えによる閉館。営業最終日は大勢の人が訪れ、別れを惜しんだ。リニューアルオープンは2019年度、商業施設・駅・公園が融合した「新しい空間」がお目見えする。

　上半期PVトップテンに唯一食い込んだのが、町田市のふるさと納税に関する記事。返礼品過当競争の影響などで本年度は4億円以上の「大赤字」が見込まれている。

　ランキングは今年1月1日から12月15日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り（カッコ内は掲載日）。

1. 新「グランベリーモール」概要明らかに 店舗数2倍、南町田駅リニューアルも（2/18）

2. 相模原の「レトロ自販機コーナー」が話題に 中身も自作（5/23）

3. 多摩モノレール「町田延伸」でシンポ 市長、早期実現に意欲（2/2）

4. 南町田グランベリーモールが一時閉館 大観衆が別れ惜しむ（2/13）

5. 町田街道と相模原駅が直結 補給廠「南北道路」供用開始へ（4/19）

6. オギノパンが町田初出店 「なつかしい給食のあげぱん」看板に（4/12）

7. 町田市のふるさと納税「大赤字」4億円（8/23）

8. オーディオテクニカ、「すしメーカー」最新機を発売 1号機から34年（2/28）

9. 相模原市の「シビックプライド」最下位 政令市・都区部調査で（6/16）

10. 長津田駅南口に複合商業施設 「駅前広場」実現に進展（6/23）

　今年は、レトロ自販機、給食のあげぱん、すしメーカーといった昭和の香りを今に引き継ぐ商品のランクインが特徴。多摩モノレール延伸、補給廠の貫通道路、長津田駅前整備など街づくりも関心を集めた。