ペスカドーラ町田の応援企画が6月25日、町田市役所で始まった。今週末のホーム開幕戦に向けて市職員が応援Tシャツを着用する。
チームのフロントとキャプテンは同26日、石阪丈一町田市長を表敬訪問。山本俊彦社長らは「優勝するためにしっかりと補強した。町田からフットサルをメジャーにする」と自信を見せた。
2年連続準優勝の町田は、昨シーズンの得点数リーグ6位というウィークポイントを補うため、攻撃的なブラジル出身2選手を獲得。シュライカー大阪から移籍したクレパウジ・ヴィニシウス選手は、通算得点ランキングトップのキャプテン森岡薫選手に次ぐリーグ2位。
ブラジル全国リーグ優勝など数多くの実績を持つアウグスト選手は初来日。「日本の環境に慣れるのが大変だった」(山本社長)が、前節の立川・府中アスレティックFC戦で初得点を挙げ、GKで入ったパワープレーからの再逆転をチームで成功させた。
森岡選手は「苦しいときに得点できる2選手が入ったことで、相手チームがケアしなければならない場面が増えた。こちらのチャンスが増えている」と話す。
石阪市長は「森岡選手が鬼という訳ではないが2人が加わって、『鬼に金棒』。心強い」などと話し、初優勝に期待を寄せた。
選手は同29日13時30分より、市役所で開幕戦に向けたPRや今シーズンの意気込みをアピールする。ホーム開幕戦は7月1日、湘南ベルマーレとの「境川決戦」。「全力で戦い、去年のホーム無敗記録を維持する。町田市民にいい試合、いい結果を届けたい」(森岡選手)。