子どもとアニメーションをテーマにした「こどもアニメーションフェスティバル」が10月26日、女子美術大学(相模原市麻溝台)で開催される。
子どもを対象とする非商業目的のショート作品と小中学生が制作した作品をテーマとする同フェスは今回が2回目の開催。コンペティション部門や招待部門など計48作品を上映する。
初めての開催となるコンペティション部門では、全国から応募があった56点から選考した19点(一般=7点、学生=9点、子ども=3点)の作品を審査する。審査員は、アニメーション作家の古川タクさん、漫画家の水谷さるころさん、ミュージシャンのイトケンさん。
招待部門では、 フランスのアニメーションスタジオ「Folimage(フォリマージュ)」の作家支援プログラム「アーティストインレジデンス」で制作された作品の中から、さまざまな映画祭での受賞歴がある5作品を上映するほか、女性作家特集として、やたみほさんやあらいちえさんなどの5作品を紹介する。「温かくてほんわかしていて、キュートでやさしい世界の中にも、ビビビッとスパイシーな世界が広がる、女性作家によるアニメーション特集。くせになる心地よさが魅力」(同フェス実行委員会)。
さまざまな手法で制作されたアニメーション作品を紹介するパノラマ部門では、NHK教育テレビ「わたしのきもち」で放送の紙コップのキャラクター「キモッチ」などの斬新なアニメーション19作品を上映。
開催時間は13時~16時20分。審査結果の発表は16時30分を予定する。入場無料。