9月30日の伊勢丹相模原店の閉店に伴い、相模原市は「店舗内通路」に代わる迂回路を確保する。
店舗内通路は、相模大野駅とグリーンホール相模大野や相模大野中央公園を結ぶ、歩行者の主要動線。同公園の大イベント開催時などは、営業時間外も開放される。平成28年度通行量調査によると、同店前の「季節の橋上」は平日=約1万3000人、休日=約1万7000人が通行。ボーノ入口、コリドー入口に次ぐ3番目の通行量だ。
閉店後は店舗内通路が使えなくなることから、相模原市は当面の間、同店の店舗外側の通路と相模大野立体駐車場内の通路を迂回路として使用。警備員や照明の設置などにより安全を確保する。
「閉店後、建物をどのように活用するのか、あるいは建て替えるのかなどについて伊勢丹からの回答がないため、迂回路をいつまで使うかは未定」と市都市整備課の担当者。
迂回路の利用時間は6時~0時。