東急は11月25日、南町田の商業施設「グランベリーパーク」の来館者が100万人を突破したと発表した。
同施設は11月13日に開業以来、一日平均8万人が来館。平日も賑わいを見せている。同施設では、周辺の渋滞緩和と公共交通の利用促進を目的に据え、交通系ICカード利用者にクーポンや商品を進呈する企画を実施。駅舎の大規模リニューアルや全日急行停車などのダイヤ改正と併せて、南町田グランベリーパーク駅の乗降車数は、「グランベリーモール」が営業していた2016年の1日平均乗降人員と比較して約250パーセント増加したという。
開業後はじめての週末の平均滞留時間は約2時間40分。グランベリーパークの青木太郎総支配人は「予想を大きく上回る速さで100万人を超えた。ショッピングに加えて隣接する鶴間公園でのピクニックなど、ここで時間を過ごすことも楽しんでいただいている。従来の商業施設という枠にとらわれない、『体験する楽しさ』が注目を集め、多数来館いただいている理由の一つだと感じている」などと話す。