桜美林大学は現在、再整備が進む芹ヶ谷公園で光のアートプロジェクトを企画している。来年の本番に向けて11月23日、同公園でデモンストレーションが行われた。
プロジェクトは、同大学ビジュアル・アーツ専修の田中敬一教授が取り組む、これからの都市型公園のあり方を考える授業の一環。
学生8人が参加し、企業の協力を得て、公園内のせせらぎの水流に合わせて点滅するLED、水辺を照らすサーチライト、ミストの噴出機などを設置。柏原エリナさん制作のライトモードアートとともに、「深山幽谷」のイメージを演出した。
「湧き水があり、ホタルが出現する自然豊かな芹ヶ谷の、都市部の公園とは異なる公共環境空間を生かしたい」と田中教授。来年1月25日・26日に一般公開を予定する。