相模原市の看板広告・酒販・飲食の3社が、飲食店専用のコロナウイルス飛沫感染防止シールドを共同開発した。
商品名は、「こうなったのは全部、コロナのせい。」。「売上が落ちたのも、補助金を申請しなくてはならなくなったのも、こんなものを開発しなくてはならない状況に陥ったのも全部、コロナウイルスのせい。憎むべきはコロナウイルス。この怒りを力に変え、コロナウイルスの感染拡大防止に全力で取り組む」という思いを込めた。
店舗に合わせたセミオーダーが特徴で、カウンター・テーブル・対面の3タイプを用意する。テーブルやカウンターのサイズに合わせて制作。シールドは、素材や色、木目やレンガ調といったパターンをラインアップする。シールドの取り外しが容易で、丸洗いもできる。
開発にあたっては3社それぞれのアイデアを生かしたという。ヤギ・リカーズの八木健芳社長は「飲食店目線だと、既製品はサイズが合わなかったり、人や皿が当たって倒れてしまうおそれがあったりして、『形式上の飛沫感染予防』になってしまう。デザインは、飲食店の雰囲気にも違和感がないように配慮した」と説明する。
「飲食店はコロナウイルス感染のリスクが高いとされてきた。しっかりとした対策を行うことで、飲食店は感染リスクがとても低いということを発信し、『一日も早い日常」を取り戻すことができれば」とも。
価格は、サイズが60センチ×50センチの場合、アクリルボード=4,980円(税別)~、アルミ複合板=3,980円(税別)~。問い合わせは、ヤギ・リカーズ(相模原市南区古淵2、TEL 080-6617-5300)。