町田・芹ヶ谷公園に8月21日、ポケモンマンホール「ポケふた」が設置された。全国98カ所目で、東京都内の自治体では初。ポケットモンスターのプロデュースやポケモンセンターを経営するポケモンから寄贈された。
ポケふたは、フシギダネ、ヒトカゲ、ゼニガメ、ポッポ&コラッタ、ニョロモ、ナゾノクサ&ビードル&キャタピーの初代カントー御三家を含む計9キャラクターをあしらってデザインした6枚。これまで自治体毎に1枚づつ寄贈されてきたが、複数枚の寄贈は初めてという。
設置に先立って開かれたお披露目式には、ポケモン、ポケモンの社員、石阪丈一町田市長らが出席。ポケモンの生みの親である田尻智さんは少年時代を町田で過ごし、昆虫取りの体験をポケモンに注ぎ込んだというエピソードがあるものの、ポケモンの社員は「複数枚の設置は町田を特別扱いしたわけではない。設置場所や街の特徴をイメージして決めている。どうしてこのようなデザインになったのかは想像して楽しんでもらいたい」などと説明する。
石阪市長は「世界に知られているキャラクターのマンホールをいただいた。整備中の芹ヶ谷公園をポケモンとともに発展させて、より多くの人に集まってもらいたい」と期待を寄せる。
マンホール設置にはポケモンも登場。公園で遊ぶ子どもたちにとって大きなサプライズとなった。関連イベントとして、町田市民文学館ことばらんどで9月1日~27日、ミニ展示を開く。ポケふたマップや塗り絵も配布する。