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町田のカフェ「カフェカツオ」リブランド 1棟まるごとリニューアルで

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 町田・相模原エリアを中心に飲食事業を手掛ける「キープウィルダイニング」(町田市原町田6)は11月15日、同社のカフェ業態1号店「CAFE KATSUO(カフェカツオ)」を含むビル1棟(森野1)をすべてリニューアルした。

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 カフェカツオは2011年、東日本大震災の前日にオープン。町田駅周辺に当時、カフェが少なかったことやカフェブームに乗って成功を収め、同社の成長エンジンになった。

 リニューアルで、地下1階のイタリアンレストラン「オステリア3903」は、ママの手作り料理をイメージしたイタリア食堂「Bonito(ボニート)」に、2階のカフェ「カフェカツオ」はメーンターゲットを20~40代の女性に変えて、プレミアムパフェ(1,380円~)を新メニューに加える。経営の合理化で両店の会計は、1階のスイーツ店「Kogasaka bake(コガサカベイク)」とともに統合し、セルフレジを導入した。本社を置いていた3階はコワーキングスペース「BUSO AGORA」の支店として来年1月にオープン予定。

 同社広報担当の篠岡茉莉奈さんは「東林間から本社を移した思い入れのある場所。ボニートは英語で『カツオ』の意味。社長の父親の名前からとっている」と明かし、「ゼロワンカフェなど町田駅周辺で数ブランド展開しているカフェのペルソナを検討した結果、カツオは年齢設定を上げて、『レストラン的なカフェ』に変えた。このような業態は町田に少ない。1棟で楽しめるようにした」と説明する。

 「新型コロナウイルス感染拡大を受けて、テークアウトやデリバリーを始め、野菜の廃棄を少なくするための店頭販売、3食を家庭で作る負担を減らすために総菜店を出店した。取り組みの中で、街の人との距離が近くなったと感じている」とも。

 開店時間は11時で、閉店時間は各店舗で異なる。

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