自転車ロードレース「ツアー・オブ・ジャパン」第2ステージが5月29日、相模原市緑区で行われ、ホームタウンチーム「チーム右京」の小石祐馬選手が区間5位でフィニッシュし、個人総合を8位から5位に上げた。
現地での観戦自粛要請の中で行われた相模原ステージ。橋本公園前をスタートし、小倉橋を渡った辺りでリアルスタート。鳥居原ふれあいの館周回コース入り口で16人の先頭集団が形成され、チーム右京の小石選手、横塚浩平選手が加わる。横塚選手は、後方集団に4分以上のタイム差を付ける「逃げ」の役割を果たして離脱。
先頭集団5人に残った小石選手は最終周回、単独アタックをかけて先頭に立つも、残り500メートルのゴールスプリントで遅れをとった。
区間賞は、デッドヒートを制したマトリックスパワータグのホセ・ビセンテ・トリビオ・アルコレア選手。第2ステージ終了時点の個人総合1位は宇都宮ブリッツェンの増田成幸選。団体総合1位はマトリックスパワータグ。チーム右京は1位と22分20秒差の8位につけた。
相模原市出身で相模原ステージの解説を務めた初山翔さんは「距離は短いが内容は充実していた。見ごたえのあるレースだった」とコメントしている。