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自転車ロードレース「ツアー・オブ・ジャパン」相模原ステージ初登場 現地観戦の自粛呼びかけも

東京五輪テストイベント「READY STEADY TOKYO」小倉橋付近の様子 ©TOJ

東京五輪テストイベント「READY STEADY TOKYO」小倉橋付近の様子 ©TOJ

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 自転車ロードレース国際大会「2021ツアー・オブ・ジャパン」の相模原ステージが5月29日、相模原市緑区で行われる。

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 新型コロナウイルス感染症の影響で、富士山・相模原・東京の全3ステージによる縮小開催。同大会は、国内最大規模かつ唯一の都府県をまたぐステージレース(全8ステージ、8日間)として、1996(平成8)年以降22回開催されている国際自転車競技連合(UCI)公認レース。相模原は初開催で、東京五輪のロードコースを一部採用する。

 出場は国内16チーム。入国制限により海外チームは参加せず、国際大会ランクをダウングレードした。出場チームの一つ、相模原市出身の元F1ドライバー片山右京さん率いる「チーム右京」は今年からホームタウンチームとして活動開始。地元を全国にアピールする絶好のチャンスとして、「攻撃的な魅せるレース」を心掛けて戦う。

 レースは、橋本公園を8時50分にスタートし、小倉橋~串川橋を抜け、宮ケ瀬のワインディングロードを縫うように走るハイスピードサーキットを周回。鳥居原ふれあいの館前に12時ごろフィニッシュする。走行距離は、パレード=4.6キロ、直線コース=11.9キロ、周回コース=13.8キロ×7周の計 108.5キロ。獲得標高は1728m。

 新型コロナウイルス感染症対策の観点から、大会主催者は現地観戦の自粛を呼びかける。相模原市も大会PRや観戦エリアの設定、関連イベントなどをすべて中止。スタート・フィニッシュ会場への一般入場を制限する。レースの模様は、公式YouTubeチャンネルでライブ配信。ステージ解説は相模原市出身の元ロードレース選手、初山翔さん。

 交通規制は、スタート会場の橋本公園周辺(6時~10時)、国道413号線~県道510号線(8時30分~9時10分)、宮ヶ瀬ダム周辺道路(8時30分~12時)。それに伴い、神奈川中央交通は津久井営業所12系統と橋本営業所2系統で路線バスの運休および迂回運行を実施する。

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