ツアー・オブ・ジャパン組織委員会は3月25日、新型コロナウイルス感染症の拡大で、5月に予定していた自転車ロードレース「ツアー・オブ・ジャパン（TOJ）」を中止するとともに、来年、新たに相模原コースを追加すると発表した。

　TOJは、国内最大規模かつ唯一の都府県をまたぐステージレース(全8ステージ、8日間)として、1996（平成8）年以降22回開催されている国際自転車競技連合（UCI）公認レースで、相模原市が誘致を目指していた。

　相模原ステージは、オリンピック自転車ロードレース競技のコースを最大限に活用することを想定し、第7ステージに組み込まれた。東京オリンピックの延期により、開催時期や規模は未定。