JR東日本は9月17日、相模線の新型車両「E131系」を11月18日より順次運転開始すると発表した。
新型車両の投入は3月13日に営業運転を開始した房総・鹿島エリアに次いで2番目。投入する線区は、茅ケ崎駅~橋本駅間、朝夕一部の横浜線(橋本~八王子)。48両を新造し、本年度中に12編成(4両)を導入する。
車両の外観デザインやカラーは、湘南の海を表現。座席の配色は相模川の豊かな流れもイメージ。車内の快適性向上、乗客への情報提供の充実、バリアフリー化の推進を図るほか、モニタリング技術の活用で安全性・安定性の向上を実現するという。
相模線は相模川の砂利輸送を目的に1921(大正10)年開業。路線距離は33.3キロ。2019年の通過人員は2万9412人。沿線の市街化が進み、1987年からの通過人員の伸び率は317%でJR東日本トップ。