FC町田ゼルビアは11月25日、新しい練習拠点「三輪緑山グラウンド」でのトレーニングをメディア向けに初公開した。コロナ禍で練習公開は昨春以来。
同グラウンドは、鶴見川クリーンセンター(町田市三輪緑山1)内に整備された、天然芝グラウンド2面とクラブハウスが一体となった施設で、J1クラブライセンス交付の猶予条件を満たす。
チームの全体練習は午前中の約2時間、2面分の広さを移動しながら次々とメニューを消化していた。長谷川アーリアジャスール選手は「これまでの所属クラブ(海外やJ1)も練習環境は良かったが、ここは『めっちゃいい』。練習に集中できる」と絶賛。
ランコ ポポヴィッチ監督は「(JFLでチームを率いた)2011年当時、こういった環境は想像できなかった。とても誇らしい。毎朝ここに来て青い空を眺め、幸せな気持ちを噛み締めている」と笑顔を見せる。
次節は大宮アルディージャとの今季ホーム最終戦。「難しい試合になる。自分たちがやってきたことをしっかりと出したい」(長谷川選手)、「我々ができる最大限のプレーを見せて締めくくりたい」(ポポヴィッチ監督)。