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「相模原のマイクロ・タイソン」石澤開選手、世界初挑戦

石澤開選手(左)、本村市長

石澤開選手(左)、本村市長

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 第32代日本ミニマム級王者の石澤開選手が3月8日、日本王座獲得と世界戦に向けた報告で相模原市長を表敬訪問した。

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 石澤選手は相模原市生まれ。淵野辺在住で愛知金物(町田市木曽)に勤務。市立共和中学2年にボクシングを始め、現在はM.Tボクシングジム(相模原市緑区西橋本2)に所属する。ノックアウトが難しいと言われる最軽量級でプロ11戦10勝(9KO)1敗の戦績を残し、サウスポーから放つアッパーで「マイクロ・タイソン」のニックネームが付いた。

 今年1月に行われた日本ミニマム級王座決定戦で8回TKO勝ちを収め、日本王座を獲得。翌月に世界戦が決まった。対戦相手は谷口将隆選手(ワタナベボクシングジム)。両者は2019年に日本チャンピオンへの挑戦権を懸けて対戦し、石澤選手がダウンを奪うも判定負けしている。

 「リベンジマッチ」(石澤選手)と位置づけるタイトルマッチ。日本タイトルを返上して臨む。「(前回の対戦当時は)イケイケのボクシングだったが、敗戦で見直すところもあった」と振り返る。

 ジムにはWBO世界フライ級王者の中谷潤人選手が所属。スパーリングしているという。「(上の階級と戦っているから同級で)怖いものはない」と不敵な笑みを浮かべ、「相模原に世界のベルトを持ってくる」と意気込みを見せる。

 WBOミニマム級タイトルマッチは4月22日。同月9日は中谷選手が2度目の防衛戦に臨む。「2人の世界チャンピオンの誕生を楽しみにしている」(本村市長)

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