町田市を拠点に活動するガールズグループ「Machida Girls′Choir(まちだガールズクワイア)」の社会貢献活動「支える手プロジェクト」が3月末、終了した。
プロジェクトは、ボランティア団体「生活困窮者支援 りぼん」の活動支援を目的に据えて2021年夏にスタート。同グループのシングルCD「支える手」の売上げやチャリティーライブ、成瀬英樹さんのチャリティーCDなどで集まった計708,254円をりぼんに寄付した。シングルCDの売り上げによる寄付は今後も継続するという。
プロジェクトリーダーで、グループメンバーのさきこさんは「コロナ禍で私たちができることはなんだろうと考え、困っている人たちの力になりたいという思いでプロジェクトを始めた。スープキッチンにも参加し、支援を必要とする方々とも話ができ、音楽で力になりたいという思いが強くなった。賛同者のおかげでたくさんの寄付ができて、大きな愛を感じた。これからも私たちの音楽がみなさまの心に届くように、心の支えになるように気持ちを込めて歌っていきたい」と話す。
グループリーダーえりかさんは「コロナ禍での活動は今まで当たり前だと思っていたことができずに立ち止まりもしたが、どういう形で音楽を伝えていくかをみんなで考え話し合う時間にもなり、人に寄り添える音楽を、という思いで『オリオン座流星群』というアルバムを完成させた」と、社会貢献活動が創作にもつながったと振り返る。
このセカンドアルバムは音楽雑誌のCDレビューで満点を獲得するなど好評だという。4月13日には「SHIBUYA PLEASURE PLEASURE」(渋谷区)のワンマンライブを予定する。「なかなかできなかった有観客ライブ。みなさんの顔を見て直接、感謝を歌に乗せて伝えたい」(えりかさん)