J3リーグ第7節の延期試合、SC相模原はY.S.C.C.横浜と0対0で引き分けた。入場者数は581人。
JFLからしのぎを削ってきた両チームの神奈川ダービー。相模原に多数の新型コロナウイルス感染症の陽性者が出たことから延期になっていた。
今季未勝利で7連敗中の横浜は松井大輔選手が初先発、4連敗中の相模原は前節から1人メンバーを入れ替えて中3日の試合に臨む。
前半、横浜が多くの時間でボールを保持して積極的にシュートを放つも、相模原のGK圍謙太朗選手の好セーブでしのぎ、0対0で試合を折り返す。後半も横浜が縦への速い攻撃でチャンスを多くつくったが、DF渡部大輔選手のゴールライン際のシュートブロックなどで得点を許さず、勝ち点1を分け合った。
試合後、高木琢也監督は「スカウティングで想定していた流れだったが、横浜のスピードと運動量が表れた。後半は選手交代のミスもあり、横浜の若い選手のスピードに対応しきれなかった。プラスの材料は守ることができて勝ち点1が取れたこと」などと話す。
次のホームゲームは5月29日、カターレ富山と対戦する。