J3リーグ第11節、SC相模原はギラヴァンツ北九州に3対2で勝利した。入場者数は1499人。
J2から降格し、J3で勝ち点を伸ばせずに苦しんでいる両チームの対戦。ここ6試合未勝利で4試合無得点の相模原は、「北九州の守備の裏をつく、推進力のある選手を選んだ」(薩川了洋監督)という布陣。藤本淳吾選手や、5月31日に清水エスパルスから期限付きで移籍した加藤拓己選手らがスターティングメンバーに入った。
試合は開始早々、藤本選手の左サイドからのフリーキックをニアで加藤選手が頭に当ててフリックしたところを鎌田次郎選手が押し込む。さらに船山貴之選手の移籍後初ゴールで追加点を挙げ、2点リードで試合を折り返す。
後半2失点するも、藤本選手のフリーキックをニアで藤原優大選手が頭でゴールに流し込み、逃げ切りに成功。薩川監督の采配が当たって、3月26日以来の勝利を挙げた。
試合後、薩川監督は「色々な人に支えられたゲーム、勝ち切れたのは大きい。10位くらいから昇格した経験があるし、選手は諦めていない。6月は勝負の月。負けなしでいきたい」などと上機嫌で話す。
相模原の次のホームゲームは6月18日、カマタマーレ讃岐と対戦する。