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相模原市で「飲食店の道路占用特例」延長 新制度移行の動きも

コロナ占用特例「Open Air 相模大野」

コロナ占用特例「Open Air 相模大野」

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 相模原市は9月27日、新型コロナウイルス感染症の影響を受ける飲食店などの事業者を支援する「沿道飲食店等の路上利用の占用許可基準の緩和措置(以下、コロナ占用特例)」を来年3月31日まで延長すると発表した。

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 当初は9月末に終了する予定だったが、現下の状況を鑑みた国土交通省の延長措置に対応。市内では橋本や淵野辺、相模大野で適用事例がある。相模大野で現在、コロナ占用特例で「Open Air 相模大野」を運営する角田安弘さんは「テーブルでいろいろな店舗の料理を食べたり、何気なく使ってくれたりする人が増えた」と話し、期間延長を歓迎する。

 国土交通省では、道路占用がより柔軟に認められる「歩行者利便増進道路(ほこみち)制度」への移行を推進している。同制度は、賑わいのある道路空間を構築することを目的に、道路管理者から特例区域の指定を受けると、道路上に食事施設やベンチなどの設置が認められるほか、道路空間を活用する管理者を公募できる。

 相模原市の担当者は「コロナ占用特例は5回の延長を経て、来年3月31日で終了するが、『ほこみち制度』活用に向けた動きがある」と話す。

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