2022年プロ野球ドラフト会議の1位指名で北海道日本ハムファイターズ入団が決まった町田市出身の矢澤宏太選手が12月20日、石阪丈一町田市長を表敬訪問した。
矢澤選手は町田市立山崎小・忠生中出身。6歳のときから町田リトルリーグで野球を始め、中学時代は町田シニアに在籍し、投手兼外野手として関東大会に出場するなど活躍。日本体育大学進学後も投手・野手の両方でベストナインを獲得。4年次には大学日本代表に選出された。
少年時代、小野路の自然豊かな環境で朝から夕方まで野球に没頭し、山道を走り込んだ。「プロ野球選手になるという夢を持ち続け、恵まれた環境で楽しく野球をしたことが今につながっている。その楽しさを忘れずに野球をやり続けていきたい」と矢澤選手。
大リーグで活躍する「二刀流」大谷翔平選手が日ハムのドラフト1位指名を受けたのはちょうど10年前。「比べられるのも失礼だと思っている」と謙遜しつつ、「二刀流を続けて、村上宗隆選手(ヤクルト)や佐々木朗希選手(ロッテ)と対戦してみたい」と話す。
今季パ・リーグ首位打者に輝いた松本剛外野手の背番号12を背負ってデビューする。2023年の目標は新人王獲得。石阪市長は「町田からプロ野球選手が出ることは市民の誇り」と話し、活躍に期待を寄せた。