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橋本駅南口「まちづくりの誘導方針」案 「先端技術の拠点形成」目指す

ものづくり産業交流ゾーンを中心とした機能集積のイメージ。ものづくり産業交流ゾーンの面積は約2ヘクタール。産業交流施設「SHIBUYA QWS(渋谷キューズ)」のような施設の導入をイメージしているという。

ものづくり産業交流ゾーンを中心とした機能集積のイメージ。ものづくり産業交流ゾーンの面積は約2ヘクタール。産業交流施設「SHIBUYA QWS(渋谷キューズ)」のような施設の導入をイメージしているという。

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 相模原市が1月13日、橋本駅南口に設置されるリニア神奈川県駅(仮称)周辺の「まちづくりの誘導方針」案に関する意見募集を開始した。

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 「まちづくりの誘導方針」は、11月ごろに策定を予定する「まちづくりガイドライン」の一部で、昨年10月に公表した「まちの将来像」の実現に向けた土地利用、交通・ネットワーク、公共空間、景観、環境、防災の6項目で構成。対象は、土地区画整理事業予定地、移設検討中の京王橋本駅を含む区域。面積は約14ヘクタール。

 昨年実施した「まちの将来像」案の意見募集では、まちづくりコンセプト「リニアでつながる一歩先の未来をかなえるまち橋本」、空間像「駅まち一体のまちづくり」の案に対し、「良い」と「やや良い」を合わせた回答数が全体の8割以上を占めた。

 「まちづくりの誘導方針」では、広域から人を集めて新たな価値を創造するため、「特色ある都市機能の導入」や、ものづくり産業・大学・研究施設が集積するポテンシャルを生かした「先端技術の拠点形成」を土地利用の方針に掲げたほか、京王線・JR横浜線・JR相模線の3つの鉄道駅と交通広場の接続による「乗り換え利便性が高い交通ネットワークの形成」などを盛り込む。用途地域は、土地の高度利用と商業業務機能の集積を図るため、商業地域に変更するという

 公表案の意見募集は、ウェブアンケートなどで行う。担当者がパネル展示と合わせて直接説明するオープンハウス型説明会も、アリオ橋本、相模大野駅北口ペデストリアンデッキ、市役所本庁舎1階ロビーなど市内8カ所で実施する。

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