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新生SC相模原「苦難の道」続く 八戸に敗れて14試合未勝利

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 J3リーグ第16節が7月1日、相模原GIONスタジアムで行われ、SC相模原はヴァンラーレ八戸に0対1で敗れた。入場者数は992人。

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 1勝7敗7分で最下位の相模原は、あと一歩のところで勝利を逃すことも多く、プロ初経験の戸田和幸監督の下で、試合経験の少ない若手選手が奮闘を続けている。小雨の中で行われた本節は今季初めて入場者数が1000人を下回った。

 試合は前半、相模原のワントップ、FW藤沼拓夢選手がスピードを生かしてカウンターから決定機をつくるも相手の好守に阻まれる。

 後半は八戸がやや押し気味に試合を進めるも、GK古賀貴大選手の好セーブで得点を許さない。相模原は64分に攻撃的な選手を3人投入して攻勢をかける。しかし、前がかりになったところで、八戸に守備ラインの裏のスペースを狙われて失点。痛い敗戦となった。

 2節以降白星から遠ざかり、ゴール裏のサポーターからは励ましの声に混じって指笛ブーイングもあった。試合後、戸田監督は「サポーターの人たちから『いつ勝ってくれるのだ』と言われても、その通り。勝つまでやり続けるということははっきり言えるので、自分はそれを仕事として、周りの人にも頼りながら選手一人ひとりを大切にして、明日の練習試合から続けていこうと思う」などと話す。

 次のホームゲームは7月15日、奈良クラブと対戦する。

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