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町田ゼルビア、国立競技場で初ホームゲーム 3万8000人が入場

キックオフ直前の国立競技場 ©FCMZ

キックオフ直前の国立競技場 ©FCMZ

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 FC町田ゼルビアが7月9日、国立競技場(新宿区)で初めてのホームゲームを開催し、クラブ史上最多の3万8402人が入場した。

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 J2リーグ第25節、1位のゼルビアと2位の東京ヴェルディとの「東京クラシック」は、試合前からサポーターの熱気に包まれ、演出の火柱が観客席に熱風を届ける。

 試合は開始早々、町田が先制。追加点をあげて2点差で試合を折り返す。サイドからパスを繋いでペナルティエリアに進入を図るヴェルディに対し、ゼルビアはロングボールで最前線のエリキ選手に託す展開。

 ヴェルディは選手交代で攻勢を強めると染野唯月選手の2ゴールで追いつき、さらにゼルビアのゴールを脅かした。ゼルビアも最終盤にゴールキーパーのロングフィードでエリキ選手が決定的な場面をつくったが、シュートは枠を外れた。試合終了のホイッスルに多くの選手がピッチに倒れ込む激戦は、2対2の結果で勝ち点1を分け合った。

 試合後、ヴェルディの城福浩監督は「勝ちたかった」と悔しさをにじませる。ゼルビアの黒田監督は「今季最終戦ではない。足踏み状態であることが逆にポジティブな材料につながるかなと思う」と話す。

 ゼルビアの次のホームゲームは7月12日の天皇杯3次ラウンド、横浜F・マリノスと対戦する。

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