相模原市が10月1日より、市内の公園など841施設を原則禁煙化する。
禁煙化は4月1日に施行した「相模原市健康づくり推進条例」に基づくもので、望まない受動喫煙の防止や子育て環境の向上を目的に据える。
対象施設は、市立都市公園(625、以下カッコ内は箇所数)、児童遊園(34)、屋外スポーツ施設(51)、ふれあい広場(40)、子どもの広場(91)の計841施設。地域団体などが管理するふれあい広場と子どもの広場も順次、禁煙化を実施する。
施設規模や従来の利用状況などにより、全面禁煙が困難な一部の施設は、指定の喫煙場所以外のエリアを禁煙とし、分煙化を図る。
町田市では2020年4月から屋内での喫煙は原則禁止としているが、公園は対象外。公園利用者に対して、「東京都子どもを受動喫煙から守る条例」に基づき、子どもの受動喫煙防止に努めるように呼び掛けている。