忠生スポーツ公園（町田市下小山田）が9月16日、オープンした。

子どもに人気の遊具

　同園は、町田市バイオエネルギーセンターに隣接する一般廃棄物最終処分場の一部を活用した都市計画公園。面積は3.6ヘクタール。園内には、芝生広場や500メートルのジョギングコース、散策路、3人制のバスケットボールコートやテニスの壁打ち場、複合遊具や健康遊具、駐車場などを配置する。

　名称は、周辺自治会の代表者を含む町田市バイオエネルギーセンター運営協議会の検討を経て決定。広いエリアからの利用者を見込むことから、所在地ではなく地域名から「忠生」を採用したという。

　オープニングイベントでは、スポーツ体験や気球の搭乗体験、日本大学第三高校吹奏楽部の演奏のほか、地元の事業者や団体が飲食や物販の店が出店。多くの市民で賑わった。

　式典で石阪丈一町田市長は「温浴施設と併せて多くの人が集まれる魅力ある地域に生まれ変わってきた。協議会の方々とにぎわいの街をつくっていきたい」とあいさつで述べた。

　公園は2032年に拡張予定で、ソフトボール場、テニスコート、フットサルコートを整備する。

　開園時間は6時～21時。一般廃棄物最終処分場跡地の経過措置として市内の公園では初めて開園時間を設定した。公園内のペットの立ち入りは不可。