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町田に新しいゴミ処理施設 首都圏初「バイオガス化施設」も

町田市バイオエネルギーセンター

町田市バイオエネルギーセンター

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 町田市の新しいゴミ処理施設「バイオエネルギーセンター」(町田市下小山田町)が1月1日、本稼働をスタートした。

ごみピットの大型クレーン

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 旧町田リサイクル文化センター内に建設された同施設。熱回収施設(焼却施設)、不燃粗大ごみ処理施設、乾式メタン発酵施設(バイオガス化施設)を有する。1日あたりの処理能力は、焼却施設=258トン、バイオガス化施設=50トン、不燃・粗大ごみ処理施設=47トン。事業手法は公設民営で、タクマ(兵庫県)が20年間、運営管理する。

 首都圏初導入のバイオガス化施設は、生ゴミの発酵で発生したメタンガスを利用して発電。焼却施設の蒸気タービン発電と合わせて、施設の電力消費を賄うとともに、余剰電力を鶴見川クリーンセンターや売電、災害時の電力供給にも利用。ゴミの有効利用で二酸化炭素削減にも寄与する。

 施設内には、ゴミ処理の工程を見られる通路を設定。解説パネルやクイズ形式のアトラクション、体験型学習などを取り入れた展示コーナーを設けた。管理等には環境学習やワークショップ、市民活動に利用できる会議室やテラス、リサイクルショップも設置。今後、処分場上部を活用したスポーツ施設、旧焼却施設跡地の緑地広場、町田市立室内プール内の温浴施設も整備される。

 施設開所式が1月15日に開かれ、石阪丈一町田市長や小倉將信衆議院議員、施設関係者、近隣住民代表らが出席。環境学習の推進や脱炭素化社会を見据えた施設に期待を寄せた。

 地元町内会などで構成する町田リサイクル文化センター周辺地区連絡会代表の高橋清人さんは「反対の声も多かったが、従来よりも良い施設になって環境が改善されるという期待から建て替えを受け入れた。ゴミ処理の集中を避けるため、ビン・カン処理施設の整備は着実に進めてほしい」などと話す。

 施設見学は平日に実施。希望日の1週間前までに町田市資源循環課(TEL 042-797-2732)へ申し込む。

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