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相模原市の文化施設「アートラボはしもと」再整備 イトーヨーカ堂が参画へ

今後の詳細検討により変更の可能性があるという複合施設整備イメージ

今後の詳細検討により変更の可能性があるという複合施設整備イメージ

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 相模原市は10月30日、アート活動拠点「アートラボはしもと」(相模原市緑区大山町)を再整備する優先交渉権者が、アリオ橋本の核店舗を運営するイトーヨーカ堂(千代田区)に移行したと公表した。

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 同社は公募型プロポーザルの次点交渉権者。市は、優先交渉権者のファジー・アド・オフィス(新宿区)が6月に辞退したことを受けて、イトーヨーカ堂と協議を進めていた。

 イトーヨーカ堂は、公募型プロポーザルで商業施設とアートラボはしもとの複合化を提案。事業対象地とアリオ橋本の平面駐車場敷地の一部を活用して増床棟を新たに整備し、店舗内にアートラボはしもと後継施設を設置する。

 併せて、「アート解放区(ArtDistrict)の醸成」をコンセプトに据えて、アートラボはしもと、美術系大学、施設運営管理者、建物所有者らでコンソーシアムを組成。

 店舗も活用するイベントやワークショップ、商品開発やプロモーションをからめながら、共感する学生やアーティスト、地域の方々を支える仕組みを作り、「やってみる」「できる」というチャレンジ精神を育て広げていくという。

 借地期間30年。市は今後、イトーヨーカ堂との協定や契約の早期締結に取り組むとともに、後継施設のリニューアルオープンに向けて、提案内容の実現に向けた詳細検討を進めるという。

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