ジャパンラグビー・リーグワン ディビジョン1第1節が12月9日、相模原ギオンスタジアム(相模原市南区麻溝)で行われ、三菱重工相模原ダイナボアーズ(以下、相模原DB)が花園近鉄ライナーズ(以下、花園L)に30対29で勝利した。入場者数は7852人。
攻撃面を強化して臨んだ最高峰リーグ2年目の幕開けは、ディビジョン2でしのぎを削ったライバルとの対戦。序盤、相模原DBが攻勢をかけてゴールラインに迫るも、花園Lが粘り強い守備をみせてトライを先取する。
2点リードされた後半、相模原DBがトニシオ・バイフ選手とカーティス・ロナ選手の連続トライで逆転するも、花園Lが2つのトライを奪い返し、再逆転。試合の行方は最終盤にもつれ込む。
相模原DBは残り時間40秒、ペナルティゴールを得ると、新加入のジェイムス・グレイソン選手がキックを成功させる。劇的勝利で、緑に染まったスタジアムを沸かせた。
試合後、グレン・ディレーニー ヘッドコーチは「とてもタフなバトルだった」と振り返りつつ、昨シーズン最多入場者数を超えるなかで行われた重要な一戦の白星を喜んだ。