新年の第100回箱根駅伝で2年ぶり7度目の優勝を狙う青山学院大学が12月12日、同大相模原キャンパス(相模原市中央区淵野辺5)で壮行会を開いた。
授業で欠席した佐藤一世、宇田川瞬矢、皆渡星七、塩出翔太の各選手を除く大会登録12人が壇上に上がり、意気込みを語った。
前回大会は3位。志貴勇斗主将は「強い4年生が抜けてチームはボロボロの状態だったが、秋にやっと戦えるチームになってきた。今は優勝しか見ていない。チーム全員で最後まで走り切る」と学生・教職員に誓った。
今年で監督就任20年目を迎えた原晋監督は、照明など設備の整っていない当時の環境を振り返って懐かしむとともに、学生が年々力をつけて、「優勝しか喜んでもらえないような強いチームへと成長したことを大変うれしく思う」と話し、関係者の協力に感謝する。
今年のスローガンは、「負けてたまるか! 大作戦」。原監督は「今年は(前回大会、今年度出雲駅伝、全日本大学駅伝で優勝した)駒沢大学一強だが、同じ学生が戦う競技会なので何が起きるか分からない。我々も力がないわけではない」と意気込みを見せた。