J1リーグ第1節が2月24日、町田GIONスタジアム(町田市野津田町)で行われ、FC町田ゼルビアがガンバ大阪と1対1で引き分けた。入場者数は過去最多1万3506人。
町田でのJ1リーグ初開催。試合前から多彩な演出が繰り広げられ、サポーターの期待と興奮で、会場は熱気に包まれた。
ガンバ大阪はJリーグ創設当初からの「オリジナル10」で、主要タイトル獲得数がJリーグ全加盟クラブ中3位の名門チーム。数多くのサポーターが来町してビジター側のスタンドを埋めた。
試合は序盤から町田が攻勢を強めると、新加入の韓国代表ナ サンホ選手のキックでPKを獲得。鈴木準弥選手がゴール中央に力強く蹴り込み、町田が先制する。
大阪の反撃を谷晃生選手のファインセーブでしのいで折り返した後半、仙頭啓矢選手が2枚目のイエローカードで退場。1人少ない状況で大阪の攻撃をしのいでいたが、終盤、大阪の宇佐美貴史選手が町田の壁を越えるフリーキックでネットを揺らし、タイムアップ。勝ち点1を分け合った。
町田の次のホームゲームは3月9日、ランコ・ポポヴィッチ監督が率いる鹿島アントラーズと対戦する。