自転車ロードレース国際大会「2024ツアー・オブ・ジャパン(以下、TOJ)」の相模原ステージが5月25日、相模原市緑区で開かれた。
TOJは、国際自転車競技連合公認レースの一つで、国内最大規模かつ唯一の都府県をまたぐステージレース。2024年大会は、全8ステージの総走行距離769.5キロメートル、総獲得標高11,419メートルを、相模原ステージのホームチームで昨年総合優勝した「JCLチーム右京」など、海外7チームと国内9チームの計16チームが競う。
開催4年目となる第7ステージの相模原は、市制施行70周年記念として実施。昨年とほぼ同じ、東京五輪2020レガシーコースを一部区間に取り入れた総距離107.5キロメートルのコース。橋本公園前を8時50分にパレードスタートして、アップダウンの激しい宮ヶ瀬ダム周辺の周回コースを7周回し、鳥居原ふれあいの館にフィニッシュした。
コース沿いに設置された観戦スポットでは、大型ビジョンによるパブリックビューイングが開かれ、地元団体が太鼓演奏や飲食の提供でレースを盛り上げた。
優勝はファイナルラップのゴールスプリントを制したアスタナ・カザクスタン・ディヴェロップメントチームのマックス・ウォーカー選手。個人総合1位はJCLチーム右京のジョバンニ・カルボー二選手、団体総合時間1位はチーム ブリッジレーンがそれぞれ維持し、明日、最後の東京ステージに臨む。