FC町田ゼルビアの昌子源キャプテンが6月18日、町田市立大蔵小学校を訪れ、小学1年の児童にチームオリジナル下敷きを贈った。
市内全42校の児童に下敷きを贈呈して、地元チームに愛着を持ってもらおうという取り組みは今年が7年目。これまでにもトップチーム選手が小学校を訪問している。
今回は42校の中から大蔵小学校が選ばれ、練習を終えたばかりの昌子キャプテンが94人の児童一人ひとりとハイタッチをしながら下敷きを手渡し、相手の目を見て感謝の気持ちを伝えることの大切さを話した。
昌子キャプテンが、「何点とりましたか」という児童からの質問に対して、「この前の横浜F・マリノス戦で得点しました」と答えると、児童らは驚きの声をあげていた。
自身も小学1年の父親だという昌子キャプテン。「自分の子どもに普段から言い聞かせていることを話した」と明かす。
さらに、トゥールーズ所属時の病院訪問の経験を交えながら、感慨深い様子で、「喜びを与えることができるサッカー選手はパワーを持っていると感じた」と話し、「下敷きを贈りに来たというよりも、子どもたちからパワーをもらった。もっと応援してもらえるようにピッチ上で頑張りたい」と言葉に力をこめた。