ジャパンラグビー・リーグワンが8月30日、2024‐2025シーズンの大会日程を公表した。
神奈川県と相模原市をホストエリアに据える三菱重工相模原ダイナボアーズの初戦は12月22日、今季ディビジョン1に昇格した浦安D-Rocksと相模原ギオンスタジアム(相模原市南区下溝)で対戦する。
昨季12チーム中9位の相模原は今季の目標をプレーオフ出場圏内の6位に設定。石井晃ゼネラルマネジャーは「相模原の名前を背負って、ラグビー部を存続してきている。この地域でより感動を与えられるような試合をしていきたい」と意気込みを見せる。
相模原は、昨季王者の東芝ブレイブルーパス、神奈川県をホストエリアとする横浜キヤノンイーグルスなどと同じ、「カンファレンスA」に振り分けられた。レギュラーシーズンの試合数は18で、昨シーズンよりも2試合増える。
相模原はホストゲーム9試合のうち、1試合を昨シーズンに続く長崎県開催で横浜と対戦。さらに京都府ではリーグワン初開催で、東京サントリーサンゴリアスと戦う。
「大きなチャレンジだが、開催する意義は非常に大きい。昨シーズンの長崎同様、熱い試合開催ができると期待している」と石井GM。
事業面では、チーム強化に貢献できる収益構造をつくることを課題に挙げる。1試合あたりの観客数の目標は、「対戦カードにも左右されるが、現実的なところで設定した」(石井GM)という6000人で、地元ファンの拡大に注力するという。