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ノジマ相模原ライズ、白星発進 Xリーグ2024開幕

先制タッチダウンを決めた宜本潤平主将。
Photographs by Kohei SAEKI ©Official RISE pics

先制タッチダウンを決めた宜本潤平主将。 Photographs by Kohei SAEKI ©Official RISE pics

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 アメリカンフットボールの日本社会人Xリーグの上位リーグ「X1スーパー」が開幕。ノジマ相模原ライズ(以下、ライズ)は9月1日、OrientalBioシルバースター(以下、シルバースター)と富士通スタジアム川崎(川崎市)で対戦し、24対7で勝利した。開幕戦勝利は6年ぶり。観客数は462人。

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 12チームが参加するX1スーパーのレギュラーシーズンは3節まで東・中央・西の各地区内の総当たり戦で、その後は地区外と対戦。全地区を通じた上位8チームによるトーナメントで今季の社会人王者が決まる。ライズは昨季王者の富士通フロンティアーズと同じ中央地区に属す。

 雷雨の影響で70分遅れの試合開始。ライズは最初の攻撃、パントからのファンブルリカバーで再度攻撃権を得ると、クオーターバック(QB)カート・パランデック選手が今季も主将を務めるワイドレシーバー(WR)宜本潤平選手へタッチダウンパスを決めて先制する。一方、シルバースターもパントからのファンブルリカバーを同点タッチダウンにつなげる。ライズはランニングバック(RB)吉澤祥選手の49ヤードパントリターンタッチダウンで再びリードし、試合終盤にもパランデック選手が2本目のタッチダウンパスを決めた。

 ライズは今季からシステム変更したディフェンスが機能し、相手の総獲得ヤード数を136、そのうちラン獲得ヤード数を15に抑えた。

 試合後、就任3年目の城ケ滝一朗ヘッドコーチ(HC)は、「前半はターンオーバーからの失点もあり、競ったゲーム展開になったが、後半はディフェンスのインターセプトからモメンタムを引き寄せ、相手を突き放すことができた。勝利したものの、先制点を取れたことと、後半無失点に抑えられたこと以外は、全く満足できない内容。自分たちのミスで7点とられ、(1試合の最大得失点差である)20点差の勝利を逃した。日本一を狙うチームとして、もっと成長していかなくては」と話す。

 次戦は9月15日、相模原ギオンスタジアムで富士フイルム海老名 Minerva AFCと対戦する。城ヶ滝HCは「さらに実力を上げて、(相手を)圧倒する強いライズをお見せする」と意気込む。

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