J3リーグ第31節が10月6日、相模原ギオンスタジアム(相模原市南区下溝)で行われ、SC相模原はギラヴァンツ北九州に0-3で敗れた。入場者数は2388人。
9位 相模原と6位 北九州のJ2昇格を争う6ポイントマッチ。相模原はシーズン終盤のクラブスローガン「VOLLGAS(フォルガース)~全身全霊」を掲げ、J2昇格を勝ち取る決意を示して試合に臨んだ。
前半は互いにチャンスをつくるも無得点で試合を折り返す。後半立ち上がり、北九州が高昇辰選手の個人技で先制。PKとショートカウンターで加点して3点をリードする。
相模原は、左サイドで攻撃の起点となっていた高野遼選手が負傷交代。さらに終盤、退場処分で1人欠いて10人で立ち向かったが、一矢を報いることができなかった。
相模原は2連勝後の2連敗で順位は9位と変わらず。シュタフル監督は試合後、「かなりハッキリとしたスコアで敗れてしまったので、このままのパフォーマンスではダメだということを突きつけられたゲームだった」と厳しい表情で話す。
「2敗で(2位以内の)自動昇格は厳しくなったが、(6位以内の)プレーオフは別。数多く直接対決を残しているし、残り7ゲームのうち4試合をホームでできるという利点もある。プレーオフは敗者復活戦だと思っている。チャレンジャーだから、しっかりとそのポジションを勝ち取って上がっていけるように目標を見つめ直し、それに対して準備していくだけ」と決意を見せる。
次のホームゲームは10月20日、Y.S.C.C.横浜と対戦する。