
天皇杯準々決勝が8月27日、町田GIONスタジアム(町田市)で行われ、FC町田ゼルビアは鹿島アントラーズに3-0で勝利した。入場者数は5965人。
J1で2位につける鹿島と3位の町田との今季3度目の対戦。両チームともにリーグ戦の主力メンバーを数多く揃えて試合に臨んだ。
試合は、鹿島が先にチャンスをつくるも得点に結びつかず。下田北斗選手のコーナーキックを増山朝陽選手が頭で合わせる。
「ベンチ(期間)が長くてチームの力になれなかったが、スタメンに起用されて結果がついてきたので自信になる」という増山選手のデビュー弾で町田が先制。
さらに藤尾翔太選手の反転シュートが相手選手に当たってゴールイン。後半には下田選手がゴールキーパーの頭上を越す60メートルのロングシュート。リーグ戦で優勝を争う鹿島に快勝し、準決勝に駒を進めた。
次の対戦相手は、浦和レッズに逆転勝利したFC東京。「ここまできたら(タイトルを)取りたい」と昌子源選手。「リーグの順位差はあるにしてもトーナメントは関係ない。しっかりと気を引き締めていきたい」とも。