南町田グランベリーパーク(町田市鶴間3)の2025年度(2025年4月~2026年3月)の全館売上高が414億7,600万円となり、前年を上回る実績を記録した。運営する東急モールズデベロップメント(渋谷区)が4月8日に発表した。
2019年の開業以来、6年連続で過去最高を更新し、来館者数は1269万人で、売上高・来館者数共に高水準で推移した。
同施設は都内最大級のオープンモール型アウトレット複合商業施設。隣接する鶴間公園と一体となった立地を生かし、買い物とレジャー、イベントを組み合わせた「エンターテインメントパーク」として展開している。
好調の要因について同社は「継続的なリニューアルによる施設の鮮度維持」を挙げる。2024年度に34区画、2025年度に31区画のテナントを入れ替え、多くのリニューアル店舗が想定を上回る売り上げを記録した。スポーツ・アウトドア関連ブランドなど、立地特性と親和性の高い店舗構成を強化したことも奏功したという。
飲食分野では、都内初出店の「ゴディバクレープ」、たまプラーザで長く親しまれている「ベルグの4月」など、希少性と地域性を備えた店舗を導入。「ここでしか味わえない」食の体験を打ち出し、回遊性や滞在時間の向上につなげた。関東初出店となる「てっぱんのスパゲッティ」も人気を集めている。
イベント施策も集客増に貢献した。ゴールデンウイークに開催した「HAWAIIAN DAYS 2025」には過去最多となる約59万人が来場。夏には「グランベリーでんしゃ博」、秋には初開催の「アジアンフェス」などを行い、店舗と連動した滞在型イベントを展開した。テレビを中心としたPR施策も安定した集客につながったという。
同施設では今後も継続的なリニューアルやイベント展開を進め、「地域に根ざした商業施設としての魅力向上を図る」としている。