相原ブルーベリー農園(町田市相原町、TEL 080-5088-7588)は6月20日より、ブルーベリーの摘み取り販売を始める。
同農園は南向きの斜面地で面積は28アール。12種類のブルーベリー500本を育てる。「長い間、耕作されずにいた草地を2年かけて整備し、植え付けする品種を選定した。2004年に摘み取り販売を開始した」と同農園代表の木下幸博さん。
ブルーベリーは摘み取り販売と直売でさばき、市場には流通させない。「需要が多いので、生産地と消費地が近いことがメリット。実は青く色付いてから数日経つと最大に肥大し、糖が増えて酸が急速に減り、最高の食味になる。それから摘む。500円玉くらいの実ができることもある。来園者は、スーパーで販売されている商品と比べて大きさと味の違いに驚く」(同)。
摘み取り期間中は毎週来園する人もいるという。「ブルーベリーは生のまま食べるのが一番おいしい。近隣の東京みるく工房ピュアで販売しているヨーグルトと一緒にどうぞ」(同)とも。
摘み取り料金は品種によって異なる。1キロ=2,000円(ラビットアイ)~2,600円(超特大粒ハイブッシュ)。入園は無料だが、最小摘み取り量は1人(1家族)=500グラム。直売価格は1パック=500円。