紙の立体イラストレーション作家、安座上真紀子(あざかみまきこ)さんの展覧会が6月24日より、伊勢丹相模原店(相模原市相模大野4、TEL 042-740-1111)で開催される。
安座上さんは、日本女子大学家政学部住居学科卒業。会社在籍中、同僚のために学生時代に習った住宅模型のテクニックを使ってゴジラを作ったことをきっかけに、紙の立体作家としてデビュー。日常のオブジェや果物などを紙で表現する自らの作品を「Paper Toy(ペーパートーイ)」と名付け、雑誌や広告などで活躍している。
1992年、1993年には米国「Illustration award」を2年連続で受賞した安座上さん。作品集に「FAVORITES」(同文書院刊)、「ハッピーエンドがはじまる日」(KKロングセラーズ刊)、「THE GREAT PAPER TOY SHOW」(米CHRONICLE社刊)などがある。
同展では、「絵の具チューブ」(500×175×110ミリ、21万円)、「ミネラルウォーター」(490×170×170ミリ、10万5,000円)など約40点を展示販売する。
「オブジェが最近、絵画や版画と同様にインテリア・コレクションの対象になってきている。その意味でも安座上さんのポップでカラフル、愛らしい作品をいろいろな方に見てもらいたい」と同展担当者。
営業時間10時~19時(最終日は17時まで)。入場無料。6月30日まで。